キャッチャー サインの出し方とパターン ~サイン盗みされないために~

思考法

キャッチャーのサインに関して
サインがバレないか心配
球種サインのパターンを知りたい
このような悩みを抱えている選手や指導者の方は多いと思います。

もちろん攻撃時のサインほど複雑にする必要はありませんが、「グーがストレート」「パーがカーブ」のような単純なサインだと、相手チームに盗まれてしまいます。

そこでこの記事では、キャッチャーのサインの重要性やパターンについて、筆者の実体験とともに解説します。キャッチャーのサインで大事なことは、相手にバレず、投手が混乱しない複雑さにすることです。

サインの重要性

まず初めに、キャッチャーのサインが重要な理由を解説します。

キャッチャーのサインは、2塁ランナーには丸見えですし、サインの出す位置が悪いとランナーコーチにも見られてしまいます。サイン盗みは禁止されていますが、行われていると考えた方がよいです。

「あなたはサイン盗みをしていましたか?」プロ野球関係者30人への衝撃アンケート。(小西斗真)
今年のセンバツ甲子園は、平成初代王者の東邦が、平成最後の大会も制して幕を閉じた。 大会期間中、大きな話題となったのが「サイン盗み騒動」である。敗れた星稜の監督が、試合後に勝った習志野の控え室に押しかけ、二塁走者から打者へのサイン伝達行為を抗議

ルール上は禁止されていますが、サイン盗みをされて打たれたらどうにもなりません。審判に抗議しても得点が無効になる、勝敗が覆るということはないです。それならば、サインを盗まれないように努力することが最も確実です。

プロ野球のようにリーグ戦で、ほとんどの試合が中継される場合はサイン盗みの対策は大変です。しかし、高校野球のようにトーナメント戦試合中継がほとんどない場合、出し方やパターンを少し意識するだけでサイン盗みの対策は可能です。ぜひ実践してみてください。

サインを盗まれないために

次に、サインを盗まれないために意識するべきことを伝えます。サインを盗まれないために大事なことは、サインの出し方パターンです。それぞれ詳しく解説します。

サインの出し方が重要な理由は、相手のランナーコーチに見られないためです。そもそも、キャッチャーのサインが見える位置にいるのは、ランナーコーチ2塁ランナーです。

そして、2塁ランナーは常にいるわけではないため、簡単にサイン盗みはできません。そのため、ランナーコーチが見えないサインの出し方を意識することで、サイン盗みをされる可能性は大きく下げられます。

具体的な出し方についてですが、以下の動画がわかりやすいかつ、筆者が伝えたいことを伝えているため、割愛させていただきます。

キャッチャーのサインの出し方
一般的なキャッチャーのサインの出し方をご紹介しました。この他にもミットや肩、ヘルメットなどに触れ、サインを出すことがあります。

次にサインのパターンです。先ほど「2塁ランナーは常にいるわけではないため、簡単にサイン盗みはできない」と書きましたが、「グーがストレート」「パーがカーブ」のような単純なサインだと、2塁ランナーに見られるだけでバレます。球種を正確に盗まれなくても、ストレートと変化球を区別されるだけでも大きなハンデです。

そのため、球種のサインを工夫する必要があります。ただ、繰り返しになりますが、高校野球はリーグ戦ではなく、試合中継も頻繁には行われないため、複雑にしすぎる必要はありません。むしろ複雑にしすぎると投手が混乱する余計なことに気を使ってしまうため、得策ではありません。

そこで、筆者が高校時代に使っていた球種のサインを紹介します。

サインのパターン

筆者が高校時代に使っていた球種のサインは、「サインを3回出して、イニングによって何番目か決める」というものでした。イニングが1・4・7回は1番目、2・5・8回は2番目、3・6・9回は3番目のサインです。

例えば「グーがストレート」「パーがカーブ」「チョキがスライダー」とすると
チョキグーパー
の場合は、5回の守備時は「ストレート」、6回の守備時は「カーブ」になります。

そのほかにも、打順や右打者か左打者かで決めるなど、パターンはいろいろあります。以下の記事が参考になるため、詳しく知りたい方は読んでみてください。

【元ロッテ・里崎智也に聞く】プロ野球のサインは何種類ある? | 野球コラム - 週刊ベースボールONLINE
読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は捕手編。回答者はロッテ2度の日本一、WBC初代世界一に貢献した、元ロッテの里崎智也氏だ。…。野球専門誌「週刊ベースボール」がプロ野球・高校野球・大学野球・社会人野球・ドラフト注目選手の最新情報をお届けします。

投手ごとにサインを変えるという意見もありますが、高校野球でそこまで複雑にする必要はなく、複雑にすることで生まれるサインミスの可能性も考慮すると、チーム共通のサインで良いというのが筆者の意見です。

また、コースに関してはバレても裏をかけるため、構えたところという形にしていました。コースがバレてると感じたら、サインをもう1つ増やして、親指と小指でコースを決めていました。

ただ、サイン盗みされないために、サインを複雑にしすぎるのは良くありません。投手のことを考えて、相手にバレず、投手が混乱しない複雑さにすることが大事です。

まとめ

今回は、キャッチャーのサインの重要性やパターンについて解説しました。キャッチャーのサインで大事なことは、相手にバレず、投手が混乱しない複雑さにすることです。

また、キャッチャーの重要な役目は、サインを盗まれないことではなく、チームを勝たせることです。サインに気を取られないで、全体的な能力を上げることに注力しましょう。このブログでは、キャッチャーの技術に関する記事をほかにも挙げているため、ぜひご一読ください。

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